14日
- 2016/05/14
- 04:36
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・熱中性子と3Heとの核反応に関して
水素の原子核(陽子)が放出される。
トリチウムの原子核が放出される。
・核反応の前後で電荷の総量は変化しない。
・バーンは核反応断面積の単位に用いられる。
・核反応の全断面積は、弾性散乱、非弾性散乱、吸収反応、核分裂反応の和である。
・1MeVの陽電子線を銅に照射したら、電子と同様、制動放射線、特性エックス線、オージェ...
13日
- 2016/05/13
- 04:35
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・原子核あるいは、素粒子のエネルギー準位間の遷移や素粒子の対消滅に伴って放出される
光子をガンマ線といい、それ以外をエックス線という。
・軌道電子の放出に伴って生じた空席を埋める際に特性エックス線の放出と競合してオージェ電子が放出される。
・電子線照射によって制動エックス線と特性エックス線がともに発生するが、両者は独立した過程によって
放出される。
・原子番号...
12日
- 2016/05/12
- 20:11
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密封放射性同位元素、非密封放射性同位元素、放射線発生装置を問わず、放射線源を
取り扱うに当たっては、放射線の性質に応じた防護策を講じる必要がある。
密封線源あるいは、放射線発生装置からの放射線については、外部被曝を、
非密封放射線源についてはこれに加えて内部被曝も考慮しなければならない。
エネルギーの低いβ線、例えば3Hのβ線の飛程は、水中したがって近似的に
生体...
11日
- 2016/05/11
- 21:44
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内部被曝は、放射性物質が経口、吸入、経皮(総称を含む)により体内に取り込まれることにより起こる。
経口摂取された放射性物質が消化管から吸収されると、血液中に移行し、それぞれの化学的性質や物理的
性状に応じて特定の臓器・組織に分布する。
例えば、トリチウムやセシウムは全身にほぼ均等に分布するが、ストロンチウム、ウラン及びラジウムは
骨に、ヨウ素は甲状腺に集積する。...
10日
- 2016/05/10
- 20:08
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放射線発生装置あるいは密封線源を取り扱うに当たっては、主として外部被曝を考慮すれば良いが、
非密封放射性物質の場合には、これに加えて内部被曝も考慮する必要がある。
外部被曝は遮蔽により低減することができる。
放射性同位元素から放出されるアルファ線の組織中での飛程は数十μm程度である。
このため手で扱うときは、ゴム手袋でアルファ線を遮蔽することができる。
高エネル...
試験の実施(平成28年度)が発表されました。
- 2016/05/09
- 21:27
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試験日時が出ましたね☆
詳しくは原子力安全技術センターのHPを見ていただければ載ってるので見てみてください。
https://www.nustec.or.jp/syunin/syunin01.html
17日、18日あたりが試験日になるかと思っていたんですが、
24日、25日になったので、予定してた日数よりも1週間延びてラッキー(^^v
申込書の配布は、11日からなので、まだ申込書は手に入らないのですが、
こーゆ...
9日
- 2016/05/09
- 21:06
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放射線事故等で被曝する形態は、外部被曝、内部被曝、体表面汚染及び創傷汚染
に分類することができる。
外部被曝は体外から被曝するものであるが、中性子線による外部被曝では体内の物質が
放射化され放射線を出すため、緊急時には内部被曝や表面汚染がある場合と区別しにくい
ことがある。
体内で放射化される元素のうち体外から放射線計測されるものとしてはナトリウムの寄与が
...
8日パート5(第52回)
- 2016/05/08
- 19:32
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低線量放射線の確率的影響を評価するための線量として実効線量が定義されている。
実効線量は、線質効果と組織の感受性を勘案して評価されるが、直接測定することができないため、
測定できる実用的な「測定量」と次のように関連付けられている。
外部被曝に関連する測定量には、70μm線量当量、3mm線量当量及び1cm線量当量がある。
放射線防護上重要な細胞が表面からどれほどの深さに存在...
8日パート4(第52回)
- 2016/05/08
- 17:35
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放射性物質の摂取による体内被曝線量を評価するための主な方法としては、
生体試料を用いるバイオアッセイと全身に沈着した放射性物質から放出されるガンマ線を
体外から全身カウンタを用いて検出する方法とがある。
この他に、特定の器官に着目して、その器官に沈着している放射能の測定を目的とした
甲状腺モニタなどがある。
バイオアッセイの試料としては主に尿、糞が用いられるが...
8日パート3(第52回)
- 2016/05/08
- 14:07
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排水中の45Ca濃度を液体シンチレーションカウンタで測定する場合には、水と溶け合うジオキサンに
シンチレータを溶かしたものが用いられてきたが、現在では、水とエマルジョンを形成する乳化シンチレータ
が多く用いられる。
一方、排水中の32Pの放射能測定では、シンチレータを用いずチェレンコフ光を計測することができる。
いずれの場合も、あらかじめ、測定試料の透明度を調べ、それ...